目に見えないものが視覚化されたとき

オモチャの部類ではあるが、おばけ探知機をいつも持ち歩いている。
名前は「ばけたん」といって、そのままのネーミングだ。

仕組みは至ってシンプルで、測定時に乱数計算の偏りが発生するかどうかで判定している。
もし結果の偏りが大きければ、その場所にお化けが存在しているとランプ表示で判定結果を教えてくれる。
(詳細は商品開発に関わられた日本ダウザー協会のHPをご参照いただきたい)
https://www.j-dowsing.com/goods/baketan/

実際に使ってみた印象だが、測定の精度は非常に高い。結果をランプの色で表し、青が守護霊や天使、緑が普通、赤がお化けといったように5段階(青~青緑~緑~黄~赤)で分かりやすく判別してくれる。

自分も霊感が発達しすぎているので、自分の周囲に異変を感じたときに「ばけたん」を見ると、ほぼ同じ確率で赤色のランプが点灯する。
このようなときは近くにお化けがいたり、邪気のような悪霊が潜んでいることになる。

なぜこの商品を手に入れたかといえば、もちろん最初は話のネタ程度だった。でも、実際に使って見たら第一印象と大きく異なり、全然オモチャではない。
それに、自分の近くで持っている人が数名いて、意外にも「ばけたん」の測定を信用かつ当てにしていた。これは精度の高さを物語っているだろう。

普段であれば目に見えないものの存在など気づくはずがない。しかし、ふとしたことでお化けの存在に気づかされると、そのときの状況から一定のロジックを感知しやすくなるのではないだろうか。

少しでも霊能力を磨いてみたいと思う方がいれば、是非ともこの「ばけたん」を持ち歩いていただきたい。人間界というフィールドで、どのような状況でお化けが現れるのかを、このツールが教えてくれるだろう。


因みに、僕の母が亡くなったときも「ばけたん」は活躍してくれた。ちょうど1年前のことだ。

実家から母の急変を知らされて直ぐに向かったのだが、救急搬送先の病院でそのまま息を引き取ってしまった。僕はその少し後に病院へ到着し、霊安室に安置された母と再会した。

突然のことで何も考えられず、親の死に目に会えなかった無念さが徐々に込み上げてきた。
しばらくすると、近くに何かしらの気配を感じる。それは悪い存在ではなく、とても心地の良いもの。すかさず「ばけたん」で測定したら、何と守護霊や天使を表す青いランプが点灯した!

きっと亡き母が霊体となり近くにいて、自分の存在を気づかせようとしてくれたのだろう。
そのとき、本当に「ばけたん」はスゴいな!と素直に感じた。

気配を感じても目に見えるものはない。
でも、大切な気配の存在をランプの輝きで教えてくれた「ばけたん」。良い仕事をしてくれたと今でも思っている。

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